「Woltの配達員として働きたいけど、現金払いが拒否できないって本当?」
「時間と手間を省くために現金払いは拒否したい」
このような疑問や悩みがある人も多いのではないでしょうか。Woltの配達員は原則として現金配達を拒否できませんが、配達依頼そのものを拒否することは可能です。
今回は、Woltで現金配達を拒否する方法や、現金の送金方法などについて詳しく解説します。
目次
Woltの配達員は現金配達を拒否できる?
先述した通り、Woltの配達員は現金配達を拒否できません。場合によっては現金対応の依頼を引き受けることも必要でしょう。
拒否できない
Woltでは、現金配達ON/OFFの切り替えができません。そのため、配達員の意思とは関係なく現金払いに対応する必要があります。どうしても現金払いを拒否したい場合には、配達依頼そのものを拒否しましょう。
Woltでは、配達依頼が入った際の画面で現金払いかどうかを判断できます。そのため、「現金配達 〇〇円のお釣りが必要です」と表示されていた場合は、その依頼を拒否することで現金払いに対応しなくて済みます。
誤って現金払いの配達を受けてしまったときは、サポートに連絡してキャンセルしましょう。キャンセルしたことによるペナルティーはありません。
Woltの現金払いに対応しているエリア
Woltは、配達サービスを展開しているすべてのエリアで現金払いに対応しているわけではありません。現金払いに対応しているのは、下記のエリアに限られます。
【東北エリア】
青森、弘前、山形、郡山
【関東エリア】
東京、横浜、湘南
【中部エリア】
新潟、静岡、浜松
【関西エリア】
大阪
【中国四国エリア】
倉敷、広島、呉、高松、徳島、松山
【九州沖縄エリア】
福岡、宮崎、鹿児島、熊本、沖縄
現金払いの対応方法
ここからは、注文者から受け取った現金の送金方法を詳しく見ていきましょう。
Kyash(キャッシュ)で送金する
受け取った現金は配達報酬に相殺されないため、全額送金する必要があります。送金に利用するのは、送金・決済アプリの「Kyash」です。Kyash はWoltと別のアプリであるため、事前にダウンロードすることをおすすめします。
なお、Kyashの利用登録では、公的機関が発行する本人確認書類と、自分の顔写真をアップロードする必要があります。
Kyash(キャッシュ)で送金する方法
注文者から受け取った現金は都度送金ではなく、下記のルールに従って行います。
- 毎日の営業終了時までに当日の預り金を送金
- 上記が難しい場合は、木曜日までの預り金の合計を毎週金曜日に送金
- 預り金が2万円を超えた場合はその時点で送金
受け取った現金をKyashアプリで送金する方法は、次の通りです。
- Kyashアプリを起動して「送金・請求」を開く
- 右上の虫眼鏡マークをタップして検索ボックスを表示し、「woltjapan」と入力する
- 送金する金額を入力します。メッセージ欄には、自分の支払い番号を入力する
- 入力内容を確認して「送金ボタン」をタップする
自分の支払い番号は「Wolt配達パートナーアカウント有効化メール」に記載してあるので、確認しておきましょう。支払い番号を入力しなかった場合は、入金の確認ができないので注意が必要です。
Woltで現金払いを拒否しないメリット
Woltでの現金払いは手間がかかりますが、拒否しないことによるメリットもあります。以下では、具体的なメリットについてご紹介します。
依頼数が増える
現金払いに対応することで、電子決済できない顧客も配達の対象になります。配達依頼の候補が増えれば、同時配達になる可能性もあり、効率的に配達件数を伸ばせるでしょう。Woltの報酬は、基本料金と距離料金が重要になるため、稼ぐためには同時配達の有効活用が必須といえます。
配達依頼の候補増加は、1日の売上増加にも直結します。少しでも稼ぎたいという人は、現金払いを拒否せず、積極的に依頼を引き受けましょう。ウィークリーボーナスがある配達エリアであれば、上位のボーナスを狙いやすくなり、収入アップのチャンスも増えます。
Woltの報酬に関しては、以下の記事で詳しく紹介しておりますので、気になる人はぜひご一読ください。
現金を一時的に手元において置ける
注文者から受け取った現金は都度送金ではないため、報酬が振り込まれる前に現金を手元に置いておくことができます。Woltの報酬振込み日は月に2回ですが、一時的に現金を置いておければ急な出費の際に助かることもあるでしょう。
ただし、受け取った現金は報酬と相殺されず、定められた送金の基準もあるため、最長でも1週間以内には全額を送金するようにしましょう。
Woltで現金払いを拒否しないデメリット
ここからは、Woltで現金払いを拒否しなかった場合のデメリットも確認していきましょう。
同時配達モード選択時の効率が下がる
Woltでは配達画面で現金払いかどうかを確認できますが、同時配達モードを選択していた場合は、拒否ボタンが表示されません。そのため、すぐに拒否することができず、配達効率が下がります。
同時配達モードを選択していても放置していれば注文通知は止まりますが、配達員が不足していると通知が止まらないこともあるため、注意が必要です。そのような場合は、サポートに連絡をして手動で止めてもらうようにしましょう。
どうしても現金払いに対応したくないときには、初めから1件配達モードを選択することをおすすめします。
配達時間が増える
現金払いの配達では、注文者と現金のやり取りをしなければなりません。電子決済であれば、商品を渡すだけで配達が完了しますが、現金払いでは釣銭の受け渡しも発生します。そのため、お釣りの計算や確認が必要になり、必然的に配達時間が増えてしまうでしょう。
また、注文アプリで現金を指定すると置き配ができないため、現金払い時の対面受け渡しは必須になります。
受け取った現金を送金する手間がかかる
受け取った現金は、Kyashを使って送金しなければいけないため、電子決済では必要のない手間と時間がかかります。Kyashにチャージする手間も考慮すると、送金にかかる時間的な損失は、予想以上に大きくなることもあるでしょう。
例えば、コンビニからチャージするときには、レジに並ぶ時間と手間がかかることもあります。銀行口座から入金する場合は、銀行ATMに出向いて銀行口座の残高を確認したうえでチャージしなければなりません。残高が不足していれば、口座への預け入れ手数料も発生します。
釣銭を用意する必要がある
Woltの現金払いでは、釣銭を自分で用意しなければなりません。また、釣銭を渡し過ぎてしまった場合の補填もないため、受け渡しの際はしっかり確認しましょう。
釣銭を渡し過ぎた場合は、自腹になってしまうため、電卓や計算アプリを使用することをおすすめします。
まとめ
Woltの現金配達は拒否できませんが、配達依頼の拒否はできます。受け取った現金はKyashというアプリを使って送金する必要があるため、時間や手間を省きたいという人は、配達依頼の画面で現金配達かを確認したうえで拒否するとよいでしょう。
また、今回ご紹介したWoltに限らず、フードデリバリーサービスは多数存在します。報酬形態や勤務体系などそれぞれ特徴が異なるため、自身に合ったフードデリバリーサービスを選ぶようにしましょう。
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