最近では副業を始める人が増えてきており、「副業ブーム」とも言われています。
さまざまな副業がある中で、デリバリーサービスを始めようとする人も少なくありません。
そんなデリバリーサービスの中でも、よく目にする「Amazonフレックス」。
Amazonフレックスは副業に向いているのでしょうか。
今回はAmazonフレックスを副業で行うメリット・デメリットについて紹介します。
目次
Amazonフレックスを副業で行うメリット
Amazonフレックスを副業で行うメリットは主に以下の5つです。
- 報酬が高い
- 配達が早く終われば早めに帰ることができる
- 働く前の面接などがない
- 特別な知識やスキルが必要ない
- 一人で働ける
1つずつ解説します。
報酬が高い
Amazonフレックスの報酬は公式サイトでも「月額最大39万円~44万円」と記載されており、デリバリーサービスの中でも高いほうだと言われています。
記載されている金額はあくまでも本業として稼働している場合の目安ですが、副業でもコンビニや居酒屋でアルバイトするよりは高い時給で働けることがほとんどです。
配達が早く終われば早めに帰ることができる
Amazonフレックスでは、その日に配達する配達物の数があらかじめ決まっています。
そのため、配達さえ早く終わらせてしまえば、予定よりも早めに帰宅することが可能です。
働く前の面接などがない
副業としてアルバイトを行う場合、履歴書の作成や面接があるので面倒くさいと感じる人もいるかもしれません。
Amazonフレックスでは、免許証や車検証などの必要書類をアップロードして審査に合格するだけですぐに働くことができるので非常に楽です。
特別な知識やスキルが必要ない
最近では、WEBライターや動画編集を副業にする人も増えてきました。もちろん稼げる職業ではあるのですが、ライティングスキルや編集技術が必要になるため、稼ぐまでに時間がかかります。
一方、Amazonフレックスは登録条件を満たす方であれば誰でも配達員として働くことが可能です。スキル不要で、すぐに稼げます。
一人で働ける
Amazonフレックスでは、基本的に一人で配達を行います。
他の配達員とコミュニケーションを取る機会もほとんどなく、煩わしい人間関係を必要としないので、一人で働きたい人におすすめです。
Amazonフレックスを副業で行うデメリット
Amazonフレックスを副業で行うデメリットは、以下の5つが挙げられます。
- 働くためには軽貨物自動車が必要
- オファー争いが激しい
- ガソリン代や車検代がかかる
- 荷物量が多い
- アカウントが停止になる可能性もある
順番に紹介します。
働くためには軽貨物自動車が必要
Amazonフレックスの配達員として働く場合には⿊ナンバーの軽貨物⾃動⾞が必要です。
その他にも任意保険などの加入が必須になるので、副業として始めるためのハードルが高いと感じるかもしれません。
オファー争いが激しい
Amazonフレックスでは、自分が働きたい日程のオファーを獲得することで働く時間帯を確定させます。しかし、このオファーはいつでも誰でも取れるわけではありません。早い者勝ちで獲得していく制度になっています。
また、Amazonフレックスには、オファーを優先的に獲得できる「アーリーアクセス 」という仕組みがあります。アーリーアクセスの対象者になれるのは、稼働状況の良い人のみです。
つまり、本業として働いていない限り、アーリーアクセスの対象者にはほぼなれないということです。
最近は特にオファー争いが激しいので、本業で働いているアーリーアクセスの対象者しかオファーが獲得できず、副業の人は働きたくても働けない状況に陥ることもあります。
ガソリン代や車検代がかかる
Amazonフレックスでは軽貨物⾃動⾞を使用して配達を行うので、ガソリン代がかかります。
その他にも車検代や保険料など、車の維持費はすべて自分で支払わなければいけません。これらの諸費用を負担に感じる人も多いはずです。
荷物量が多い
Amazonフレックスは配達する荷物の量が非常に多いです。
特にアマゾンプライムデーやブラックフライデーが開催されると荷物量が通常の1.5倍〜2倍ほどになるので、時間内に配達しきれないという人も少なくありません。
アカウントが停止になる可能性もある
誤配や未配・お客様からのクレームが多い場合には、アカウントが停止になる可能性もあります。
アカウント停止になった場合には、基本的にAmazonフレックス配達員として働くことができません。
軽貨物自動車を用意したのにも関わらず無駄になってしまうので、副業としてのリスクが非常に大きいのです。
Amazonフレックスを副業で行っている人の声
Amazonフレックスを副業で行っている人の声をTwitterで調査してみました。
「報酬が少ない」、「車の購入費用など経費がかかる」などの否定的な意見が多く見受けられました。
結論:Amazonフレックスは副業に向いていない
本記事では、Amazonフレックスを副業で行うメリット・デメリットについて紹介しました。
Amazonフレックスはさまざまなメリットがありますが、軽貨物自動車が必要だったりオファーが獲得できずに思うように働けなかったりするなどのデメリットも存在します。
以上の理由から、Amazonフレックスは副業には向いていません。
副業で稼ぎたいのであれば、Amazonフレックスではなく、出前館やUber Eatsなどのフードデリバリーサービスで働くことをおすすめします。
以下の記事では、筆者が厳選したフードデリバリーサービスを5つ紹介しています。失敗しない選び方も解説しているので、参考にしながら自分に合うデリバリーサービスを選んでみてください。