ウーバーイーツの配達員として働くうえで必ず必要なのが顔写真の登録。
顔写真を非表示にすることはできません。
顔写真を公開することにはさまざまなリスクを伴う危険性があるため、人によっては「顔写真を公開したくない」と感じる人も多いのではないのでしょうか。
そこで今回は、ウーバーイーツで顔写真の登録による危険性や非表示にできない理由などについて紹介します。
目次
ウーバーイーツで顔写真の登録は必須
ウーバーイーツの配達員として働く場合、顔写真の登録は必須となります。なりすましの防止や本人確認をするためです。
顔写真は、主に注文アプリと配達依頼があった店舗の端末に表示されます。
つまり、注文者と商品を受け取る店舗に自分の顔写真が表示されるということです。
顔写真を撮影する時には、マスクやサングラスなどで顔の一部を隠してはいけません。加工アプリで加工したり、周囲に余計なものが映り込んでいたりすると、顔写真が正しく承認されない可能性があります。
また、顔写真は一度承認されるとその後の変更はできません。納得のいく1枚を登録しましょう。
ウーバーイーツで顔写真の登録による危険性について
ウーバーイーツにおける顔写真の登録には、どのような危険性が伴うのでしょうか。Twitterで実際に調査してみました。
調査した結果、驚くことにウーバーイーツ配達員の顔写真をスクリーンショットで携帯に保存している人や配達員の顔写真をSNSに公開している人がいることが判明しました。
ウーバーイーツ配達員の顔写真は、配達している間だけ確認することができます。そのため、配達員によってはそこまで気にならないという人も少なくありません。
しかし、注文者が納得のいかない対応をしてしまったり、配達時間が少し遅れてしまったりしただけでTwitterなどのSNSに公開される可能性もあります。
顔写真には本名も記載されているので、非常に危険です。
自分の写真がSNSに無断でアップロードされた場合、名誉毀損で訴えることもできますが、一度インターネットにアップされたものはずっと残り続けてしまいます。
また、Yahooニュースによると女性のウーバーイーツ配達員を狙ってセクハラ行為を行う注文者もいることが判明しました。
全ユーザーに向けたウーバーイーツのガイドラインには、「性的暴行および不適切行為を禁止」と明記されていますが、具体的な対策などはなく、顔写真と本名の登録が必須である中でどれだけの効力があるかは不明です。
このような事件がキッカケで、ウーバーイーツでの稼働を辞める人も増えてきました。
ウーバーイーツで顔写真を非表示にできない理由
顔写真の登録による危険性について紹介しましたが、なぜウーバーイーツは顔写真を非表示にすることができないのでしょうか。
その理由は以下の3つです。
- 注文者に安心してもらうため
- 不正利用を防ぐため
- ウーバーイーツのアプリを起動するため
1つずつ紹介します。
注文者に安心してもらうため
ウーバーイーツの配達員は、一人一人が個人事業主として働いているので、注文者によってはどんな配達員から商品が届くのか不安に感じる人も少なくありません。
しかし、顔写真があることである程度不安を払拭することができます。注文者は、顔写真の他に、これまでの配達歴や利用者からの評価も確認可能です。
不正利用を防ぐため
顔写真が無ければ、誰が商品を配達しても気づかれることはありません。
その結果、第三者がアカウントを利用して配達するといった不正利用にも繋がるのです。
このような不正利用を防ぐために、ウーバーイーツでは顔写真の表示を必須としています。
ウーバーイーツのアプリを起動するため
ウーバーイーツで稼働する場合には、「Uber Driver」と呼ばれる配達員専用のアプリを起動する必要があります。
アプリの起動時に顔認証が行われるので、「登録した写真と一致しているか」を確かめるためにも顔写真が必要になっているのです。
顔写真の表示が嫌なら、別のデリバリーサービスで働こう
ウーバーイーツでは、利用者に安心して注文してもらったり不正利用を防いだりするという点から顔写真を非表示にできないということが分かりました。
しかし、顔写真を表示することでSNSなどのネット上に晒されるリスクもあるので、どうしても顔写真を表示させたくないと思う人もいるはずです。
そんな人にオススメなのが出前館です。
出前館では顔写真の登録が必要ないので、女性も安心して働くことができます。
配達拠点にスタッフが常駐しているので、万が一のトラブルがあった時にも安心です。
また、配達報酬も1件あたり最大1,980円と高く、配達距離も平均1.7km未満と短めなので効率的に稼ぎやすくなっています。
毎日オンラインで説明会が開催されているので、気になる人は是非一度参加してみましょう。