ウーバーイーツ配達員として働く人のなかには、「注文の依頼を受けた店舗がかなり離れている」、「店舗の店員さんが苦手」などという理由で依頼をキャンセルしたいと思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
そんなとき、ウーバーイーツでは依頼を受けた後のキャンセルができます。通称「受けキャン」。
非常に便利な受けキャンですが、どうやってするのでしょうか。
また、受けキャンをしすぎるとどうなるのか気になる人も多いはずです。
そこで今回は、受けキャンの方法や実際にした配達員の声、受けキャンをしすぎた場合に起こることを紹介します。
目次
ウーバーイーツの受けキャンとは
ウーバーイーツの受けキャンとは、一度受けた配達依頼をキャンセルする行為です。
依頼を受けるか断るかを自身の判断で選択できるので、ウーバーイーツ配達員にとっては非常にありがたいですね。
ただし、受けキャンできるのは基本的に商品を受け取る前となっています。
商品を受け取った後の受けキャンは、タイヤのパンクや交通事故など、配達するのが困難な状況となった場合のみ可能なので、基本はできません。
そのため、受けキャンしたいのであれば、必ず商品を受け取る前にしましょう。
ウーバーイーツの受けキャン方法
ウーバーイーツの受けキャンは、アプリで完結します。方法は以下の5ステップです。
- 画面上の「〇〇へ配達に向かっています」をタップする
- 画面左下に表示されている危険マークを押す
- 配達のキャンセル理由が一覧で表示されるので、該当する内容を選択する
- 最後に「はい、キャンセルします」のボタンを押す
- 配達依頼のキャンセル(受けキャン)が完了する
受けキャンは簡単にできるので、一度受けた配達依頼をキャンセルしたいのであれば、上記の手続きを行いましょう。
ウーバーイーツで受けキャンをした人の声
ウーバーイーツ配達員のなかで、受けキャンした経験がある人の声をTwitterで調査してみました。
商品を受け取る店舗までの距離が遠かったり、店舗状況が混雑していて商品を渡されるまでの時間が長かったりする場合には、受けキャンを選択する人が多いようです。
ウーバーイーツで受けキャンをしすぎると、アカウント停止の可能性もある
ウーバーイーツ配達員にとって非常にありがたい受けキャン機能ですが、しすぎると、アカウント停止になる可能性があると公式サイトが発表しています。
<キャンセル率5%以下>
配車リクエスト承諾後のキャンセルは、乗客の満足度を低下させるだけでなく、その配車リクエストを受け付ける機会を逸した他のドライバーにも悪影響を及ぼします。
*アカウント停止措置対象となる事由 :各都市にはキャンセル率の上限が設定されています。 キャンセル率が上限を上回ると、 Uber アカウントを停止する場合があります。
Uberコミュニティガイドライン
アカウントが停止されてしまうとウーバーイーツ配達員として働けなくなるので、受けキャンするかどうかは慎重に判断しましょう。
ウーバーイーツで受けキャンにならないケース
ウーバーイーツで受けキャンにならないケースは2つあります。
1つ目は、注文者の都合によって依頼がキャンセルされたケースです。その場合には、受けキャンの対象にはなりません。
2つ目は、住所が詳細に書かれていないため配達場所がわからず、注文者に連絡をしても連絡が取れないケースです。
その場合は、10分経過したら自動的にキャンセル扱いとなる「10分タイマー」を起動させましょう。
10分タイマーの使い方は以下の通りです。
- 注文者に電話する
- 応答がない場合、「〇〇様は応答しませんでしたか?」と表示されるのでタップする
- 「お客様に通知しますか?」と表示され、「送信する」を押すと10分タイマーが起動する
- 10分経過すると「この配達を終了しますか?」という画面に移行するので、「配達を終了」を押す
- キャンセルが完了する
10分タイマーでキャンセルとなった依頼は、受けキャン扱いにならないので安心です。
受けキャンによるアカウント停止のリスクがないデリバリーサービスもある
本記事では、受けキャンの方法や実際にした配達員の声、受けキャンをしすぎた場合に起こることを紹介しました。
受けキャンは非常に便利な機能ですが、しすぎるとアカウント停止になる可能性があるので注意が必要です。
アカウント停止のリスクが怖いのであれば、受けキャンによるアカウント停止のリスクが無い他のデリバリーサービスも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
例えば、出前館やWoltにはそもそも受けキャン機能がないので、アカウント停止のリスクが低いです。
車両故障や交通事故などのやむをえない事情の場合は受けキャンができますが、そのキャンセルによるアカウントの停止措置はないので、安心して配達に専念できます。
以下の記事では、受けキャンによるアカウント停止のリスクが低い、人気のデリバリーサービスを紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。