好きな時間に好きな場所で自由に働けることを謳っている「Amazonフレックス」。その謳い文句とは裏腹に、過酷な労働実態が度々取り沙汰されています。2021年12月には毎日新聞で、2022年1月には朝日新聞でニュースになりました。
ニュースからは過酷さがひしひしと伝わってきますが、実際に働く配達員からはどんな口コミが集まっているのでしょうか?
本記事では、Amazonフレックスで働く配達員の声を徹底調査しました。登録するか迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
Amazonフレックスの概要
Amazonフレックスの配達員は、Amazonで注文された商品をお客様の元へ配達するのが仕事です。
配達車両はワンボックスカーか軽貨物車で、ガソリン代や駐車場代は自己負担となります。
また、現在は、東京都・神奈川県・埼玉県・宮城県・大阪府・兵庫県・福岡県の一部で新規配達員を募集しています。
フードデリバリーサービスの配達員とは似ているようで少し違う特徴を持つAmazonフレックスですが、働いている人の口コミは良いのでしょうか?Twitterと5chを調査してみました。
AmazonフレックスのTwitterの口コミ
Amazonフレックスに関するTwitter上の口コミを紹介します。まずは良い口コミを、次に悪い口コミをお伝えします。
良い口コミ
好きな時間に働けることをメリットと感じている方は多いようでした。
悪い口コミ
Amazonフレックスは配達ノルマが非常に多いです。ノルマ達成のプレッシャーにより、「トイレに行く暇すらない」「急ぎすぎて事故を起こしそうになる」などと嘆いている配達員の方は少なくありません。
Amazonフレックスの5chの口コミ
Amazonフレックスに関する5ch上の口コミを紹介します。先に良い口コミを、その後に悪い口コミをお伝えします。
良い口コミ
85国道774号線2021/10/20(水) 20:17:37.44ID:Ie6fWlNm
今日はラッキーだったわ。荷物少ないので、1人分の荷物を2人のドライバーで均一に割って配達してください、とwこれ最近たまーにあるんだが、本当に楽。120個を仲良く60個づつに分けて、しかも俺は早々に直帰できた。
引用:【荷物多い】アマゾンフレックスってどう?part45【報酬少ない】
331国道774号線2021/09/05(日) 22:04:40.21ID:h6TD4RHQ
俺は夜が一番好き
引用:【サヨナラ】アマゾンフレックスってどう?part40【ハヤシダ】
停めやすいし交通規制も緩くなるし在宅率が高く直帰できる可能性も高い
ただし荷物と表札が見えないのと夜で雨で暗く狭い路地での転回等は傷つけても構わない車に乗ってる人向けかもね
地域や時間帯・天候によっては配達数が少ない日もあり、そのような日は気楽に配達が行えます。「ラッキーな日」というやつですね。
悪い口コミ
442国道774号線2021/12/01(水) 08:46:22.08ID:5AOJwiI+
東西南北にバラバラの時間指定が大量にあって、行ったり来たりでしんどかったわ。
珍しく近場で、エリアはそんな広くなかったけどさ。
それでも5時間95個は精神的にしんどいわ。443国道774号線2021/12/01(水) 08:51:42.88ID:4FxrRL/b
分かるわ精神的にしんどくならん荷量にしてほしいわ
引用:【ストライキ】アマゾンフレックスってどう?part50【決行か?】
常にいけるんか?ってドキドキしながら配るのほんまきついし事故る
507国道774号線2021/10/13(水) 23:33:46.36ID:e6kazqUW
ガソリン代値上げしたから広範囲になってきてる今かなりしんどいなぁ
508国道774号線2021/10/13(水) 23:35:59.00ID:yE/jcliZ
年内170確実だぞ
年末繁忙期も経費負けするかもな510国道774号線2021/10/13(水) 23:37:07.56ID:xlDSE9cX
だよな
引用:【関東】アマゾンフレックスってどう?part44【震度5】
時給上げろよな!
配達数の多さから、多くの配達員の方が精神的に参ってしまうようです。
Twitter・5chの口コミから分かった、Amazonフレックスのメリット・デメリット
Twitter・5chの口コミから分かった、Amazonフレックスのメリットは次のとおりです。
- 人間関係を気にする必要がない
- シフトが獲得できれば、好きな時間に働ける
- ラッキーな日は、配達数を抑えて稼げる
Amazonフレックスの配達は一人で行うので、人間関係を気にする必要がありません。アルバイトなどで対人関係がうまくいかなかった方にとっては大きなメリットです。
また、好きな時間にシフトを取って働けるのも魅力的ですよね。暇なときにどこでも稼働できるフードデリバリーほど柔軟ではありませんが、アルバイトと比べると十分に自由です。
Amazonフレックスには上記のようなメリットがある一方、下記のようなデメリットも挙げられます。
- トイレに行く暇もないくらい配達が忙しい
- 配達ノルマが多すぎて精神的に辛い
- 早い者勝ちのシフトの取り合いが激しく、稼働できないことが多々ある
Amazonフレックスの最大のデメリットは配達ノルマの多さです。ノルマを達成しないとアカウントが停止されてしまうため、必死に配達を完了させなければなりません。
フードデリバリーとは違い、配達数が報酬につながらないのが余計苦しいですよね。Amazonフレックスの報酬はブロックごとに決まるので、忙しくても暇でも報酬は同じなんです。
このような仕組みは、配達員にとってデメリットでしかありません。
報酬の良いサービスを見つけ、効率よく稼ごう
ここまでお読みいただいて、下記のように思われたのであれば、Amazonフレックス以外の配達サービスで働くことをおすすめします。
- 配達ノルマがあるのは嫌だ…
- 予定が不規則なので、事前にシフトを決めるのは難しい…
- 自分の好きなタイミングで休憩して、気楽に働きたい!
- 配達した分だけ稼げる仕組みだとやる気が出る!
- 自分のペースで配達を進めたい!
多くのフードデリバリーサービスは、上記の条件に当てはまります。配達件数や距離に応じて報酬が決まるので、モチベーションを保ちやすいです。
さらには、配達ノルマが無いので肉体的・精神的に安全です。好きなときに好きなだけ稼働し、自由な時間に休憩を取れます。
フードデリバリーは、Amazonフレックスよりも自由度が高いので、目的や生活スタイルに合わせた働き方が選択可能です。
とにかく稼ぎたい方は、配達件数をこなせば報酬をたくさんもらえます。気楽に働きたい方は、やる気が出た時だけ稼働すればOKです。
というわけで、もしもあなたが自由に働きたいと考えているのであれば、フードデリバリーで働くことをおすすめします。
以下の記事でおすすめのデリバリーサービスをランキング形式でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
※Amazonフレックスでは、決められた時間帯を1ブロックとして働きます。例えば、「10時~16時の6時間で1ブロック」・「8時~12時の4時間で1ブロック」という形です。そして、そのブロックごとに報酬単価が定められています。